Japanese Joke

Japanese Joke 7

もったいない デパートで買ってきたどら焼きを食べていて、一つ余ったので、「お父さんにとっとく?」と母に言ったら、「もったいないから食べる」と母が口に押し込んだ。次の日、賞味期限の切れたヨーグルトを見つけた母は、「もったいないから、お父さんにとっとくわ」と言った。 Vocabulary List: Furigana Version: デパートで買かってきたどら焼やきを食たべていて、一ひとつ余あまったので、 「お父とうさんにとっとく?」と母ははに言いったら、 「もったいないから食たべる」と母ははが口くちに押おし込こんだ。 次つぎの日ひ、賞しょう味み期き限げんの切きれたヨーグルトを見みつけた母ははは、 「もったいないから、お父とうさんにとっとくわ」と言いった。

Japanese Joke 6

6ろく時じだ!起おきろ! 母親とケンカして、絶対にしゃべってやらないからと言いあった。その後、翌日どうしても学校に早く行かなければならないことを思い出し、母のケータイに「明日、朝6時に起こして」とメールしておいた。翌日7時過ぎに目が覚め、無視されたと思って急いで支度をしながら、ふとベッドの下のケータイを見たら、「6時だ。起きろ!」と母からメールが入っていた。 Vocabulary List: Furigana Version: 母親ははおやとケンカして、絶対ぜったいにしゃべってやらないからと言いいあった。 その後あと、翌日よくじつどうしても学校がっこうに早はやく行いかなければならないことを思おもい出だし、 母ははのケータイに「明日あした、朝あさ6ろく時じに起おこして」とメールしておいた。 翌日よくじつ7しち時じ過すぎに目めが覚さめ、無む視しされたと思おもって急いそいで支し度たくをしながら、 ふとベッドの下したのケータイを見みたら、 「6ろく時じだ。起おきろ!」と母ははからメールが入はいっていた。

Japanese Joke 5

大根だいこんドロ 散歩から帰った夫が「いやぁ、散歩してたら畑にいた農家の人に大根を一本もらっちゃった」と、意外にも疲れた顔をして泥付の大根を差し出した。台風が多くて野菜が高騰の折り。夫は帰り道、「大根ドロ」に間違えられぬよう、行き交う人にいちいち言い訳をしながら帰ってきたそうだ。 Vocabulary List: Furigana Version: 散さん歩ぽから帰かえった夫おっとが「いやぁ、散さん歩ぽしてたら畑はたけにいた農のう家かの人ひとに大根だいこんを 一本いっぽんもらっちゃった」と、 意い外がいにも疲つかれた顔かおをして泥付どろづきの大根だいこんを差さし出だした。 台風たいふうが多おおくて野や菜さいが高騰こうとうの折おり。 夫おっとは帰かえり道みち、「大根だいこんドロ」に間ま違ちがえられぬよう、 行ゆき交かう人ひとにいちいち言いい訳わけをしながら帰かえってきたそうだ。

Japanese Joke 4

貧乏神びんぼうがみと福ふくの神かみ 「オーイ、貧乏神。どこへ行く?」「決まってらぁ、お前の家に行くところよ」一本とられて悔しく、次に会ったとき、「オーイ、福の神。どこへ行く?」「お前の家から出てきたところ」 Vocabulary List: Furigana Version: 「オーイ、貧乏神びんぼうがみ。どこへ行いく?」 「決きまってらぁ、お前まえの家いえに行いくところよ」 一本いっぽんとられて悔くやしく、次つぎに会あったとき、 「オーイ、福ふくの神かみ。どこへ行いく?」 「お前まえの家いえから出でてきたところ」

Japanese Joke 3

手てをあげた 小学校の授業参観に行った時のこと。息子が全く手をあげないので情けなくなり、帰宅後「しっかり手をあげなさいよ」と叱った。次の日、帰ってくるなり「今日はしっかり手をあげた」と言うので、嬉しくなって、どんな質問だったのか聞いた。息子は、「『お父さんよりお母さんの方が強いと思う人』って聞かれてな、自信あったから手をあげた」と答えた。 Vocabulary List: Furigana Version: 小しょう学校がっこうの授じゅ業ぎょう参さん観かんに行いった時ときのこと。 息子むすこが全まったく手てをあげないので情なさけなくなり、帰き宅たく後ご「しっかり手てをあげなさ いよ」と叱しかった。 次つぎの日ひ、帰かえってくるなり「今日きょうはしっかり手てをあげた」と言いうので、 嬉うれしくなって、どんな質問しつもんだったのか聞きいた。 息子むすこは、「『お父とうさんよりお母かあさんの方ほうが強つよいと思おもう人ひと』って聞きかれてな、 自じ信しんあったから手てをあげた」と答こたえた。

Japanese Joke 2

ソーデスネ 日本語がまるで分からない外国人が日本人の家庭に招待された。友人が「まずニコニコして、時々ソーデスネと言いなさい」とアドバイスをしてくれた。そこで、その外国人は、ニコニコしてご馳走を食べながら、「ソーデスネ」とよく言っていた。もちろん話は何も分からなかった。食事が終わったとき、奥さんが「お粗末さまでした」と言ったら、その外国人は心を込めて「ソーデスネ」と言った。 Vocabulary List: With Furigana: 日に本ほん語ごがまるで分わからない外国人がいこくじんが日に本ほん人じんの家か庭ていに招しょう待たいされた。 友人ゆうじんが「まずニコニコして、時々ときどきソーデスネと言いいなさい」とアドバイスを してくれた。 そこで、その外国人がいこくじんは、ニコニコしてご馳ち走そうを食たべながら、 「ソーデスネ」とよく言いっていた。 もちろん話はなしは何なにも分わからなかった。 食しょく事じが終おわったとき、奥おくさんが「お粗そ末まつさまでした」と言いったら、 その外国人がいこくじんは心こころを込こめて「ソーデスネ」と言いった。 Note: 「お粗そ末まつさまでした」means “apologies for the crude food”.It’s an expression of humility said by the person who provided a meal.You can translate it to “Did you like it?”.

Japanese Joke 1

虚栄きょえいの罪つみ 若い娘が、モンテリェ神父にざんげして、「神父さん、私、虚栄の罪を犯しているのではないでしょうか。だって私、毎朝、ドレスを着ながら、鏡を見て、自分が、なんて美しいんだろうと思われてならないんですもの」神父がやさしい目をして、「わが子よ、心配しなさるな。それは罪ではありません。ほんの誤解ですじゃ」 Vocabulary List: With Furigana: 若わかい娘むすめが、モンテリェ神しん父ぷにざんげして、 「神しん父ぷさん、私わたし、虚栄きょえいの罪つみを犯おかしているのではないでしょうか。だって私わたし、 毎朝まいあさ、ドレスを着きながら、鏡かがみを見みて、自じ分ぶんが、なんて美うつくしいんだろうと思おもわ れてならないんですもの」 神しん父ぷがやさしい目めをして、 「わが子こよ、心配しんぱいしなさるな。それは罪つみではありません。ほんの誤ご解かいです じゃ」