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Challenge(No Furigana)

Below is No Furigana Version for people who want to challenge themselves.
Part 1:
羊飼いの少年は、村から遠くない暗い森の近くで主人の羊の世話をしていました。やがて牧草地で過ごすのがとても退屈になりました。気晴らしにできることは、犬に話しかけるか羊飼いの笛を吹くことだけでした。ある日、羊と静かな森を見ながら座り、もし狼が来たらどうしようかと考えていたら、気晴らしによいことを思いつきました。 |
Part 2:
主人は、狼が羊の群れを襲ってきたら助けを呼べ、そうしたら村人たちが狼を追い払うから、と少年に言ってありました。そこで、今狼らしいものは何も見えなくても、少年は声を限りに「狼だ!狼だ!」と叫んで村の方へ走っていきました。思った通り、その叫び声を聞いた村人たちは仕事を中断し、牧草地にやってきました。しかし、着いてみると、少年が自分のしかけたいたずらに体を折り曲げて大笑いしていました。 |
Part 3:
三日後、羊飼いの少年はまた「狼だ!狼だ!」と叫びました。またもや村人たちは少年を助けに走って行き、また笑われただけでした。すると、ある夕方、太陽が森のかげに沈んでいくときに、本当に狼がやぶから飛び出て、羊を襲いました。 |
Part 4:
少年は「狼だ!狼だ!」と叫びながら村の方へ走っていきました。しかし、その叫び声が聞こえたにもかかわらず、村人たちは前のように助けに走っていきませんでした。「二度とだまされないぞ」と村人たちは言いました。狼は少年の羊をたくさん殺し、それから森にこっそり逃げていきました。 |
Lesson:

嘘つきは真実を話している時でも信じてもらえません。
Liars are not believed even when they speak the truth.
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Part 8
One thought on “Challenge(No Furigana)”
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At the part 4 :「それから森にこっそり逃げていきました。」, ” こっそり ” is not in the dialogue