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Japanese Short Article 23

さくら


“花といえば桜”と言われるように、特に桜の花は古くから日本人で愛されてきた。
平安時代には桜を題材とした歌が作られ、歌集などに数多く残っている。
寒い冬が終わると、やがて暖かい春がやってくる。
空気が和らぐこの時期、冬の間枝ばかりだった桜の木は、一つ二つと花をつけ、数日のうちに満開を迎える。
人々は、その様子に命の再生の喜びを感じてきた。

Vocabulary List:

WordReadingMeaning
さくらcherry blossoms
はなflower
言ういうto say
特にとくにespecially
古くふるくold times
からからfrom
日本人にほんじんJapanese
愛するあいするto love
平安時代へいあんじだいheian period
題材だいざいsubject
うたsong
作るつくるto make
歌集かしゅうsongbook
数多くかずおおくmany
残るのこるto remain
寒いさむいcold
ふゆwinter
終わるおわるto end
やがてやがてeventually
暖かいあたたかいwarm
はるspring
やるやるto do
空気くうきair
和らぐやわらぐto relieve
時期じきseason
あいだwhile
えだbranch
ばかりばかりonly
wood
一つひとつone
二つふたつtwo
つけるつけるto put on
数日すうじつseveral days
満開まんかいfull bloom
迎えるむかえるto welcome
人々ひとびとpeople
様子ようすstate
いのちlife
再生さいせいplayback
喜びよろこびjoy
感じるかんじるto feel

With Furigana:

はなといえばさくら”とわれるように、とくさくらはなふるくからほんじんあいされてきた。

平安へいあんだいにはさくら題材だいざいとしたうたつくられ、しゅうなどに数多かずおおのこっている。

さむふゆわると、やがてあたたかいはるがやってくる。

くうやわらぐこの時期じきふゆあいだえだばかりだったさくらは、ひとふたつとはなをつけ、数日すうじつのうちに満開まんかいむかえる。

人々ひとびとは、そのよういのち再生さいせいよろこびをかんじてきた。

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